本部半島生き物紹介(両生類編) | 本部半島生き物図鑑 | あまね屋さん
沖縄島の本部半島をメインに、生き物の調査をしています

本部半島生き物紹介(両生類編)

~両生類 編~

ここでは夜に出会える生き物を紹介します。


・イボイモリ(天然記念物;おさわり禁止)

名前のとおり、イボイボしているイモリ。「生きた化石」 。「生きた化石」 と呼ばれている。 ゴジラみたい。目はくりくりしていてかわいい。
シリケンイモリよりも、山の方にいることが多い。
鹿児島県と沖縄県の天然記念物。
2月の終わり~ 4月にたくさん出てくるよ。
今の時期でも、岩のスキマなどにはさまっているかも…。

※捕まえること、育てることは法律で禁止されています。

赤ちゃん(幼生)は流れのある水中で見つかるよ。
ウーパールーパーみたい。

・オキナワシリケンイモリ

しっぽが「剣」の形をしているので、「シリケン」の名前がついている。川の近くや、田んぼの周りに多い。
 スコールのあとや台風の後に流されてきたのが歩いているかも…。
※体の表面から「フグ毒」によく似た毒を出しているので、要注意。

・オキナワアオガエル

やや大きめのカエル。黄緑色~緑色。
木の上にいることが多く、ぴょんぴょん飛び跳ねることは少ない。
12月から3月頃に水の近くに集まり、大合唱。
雨上がり/雨が降っているときに、木の上にいることがあるよ。

・リュウキュウカジカガエル

3cmくらいの小さなカエル。本部半島では家の近くから森の中まで、どこにでもいる。でも、日本にしかいない。
雨上がり/雨が降っているときはもちろん、どんな天気のときもいてくれる存在。
道路の上やガケのところにいることが多いよ。

・ヒメアマガエル

小さなカエル。リュウキュウカジカガエルと同じくらいの大きさ。山よりも家の近くのほうが探しやすいかも。オタマジャクシはスケスケボディの持ち主。
草っぱらや道路の上にいることが多いよ。

・ヌマガエル

ボテッとした太り気味のカエル。大きさはリュウキュウカジカガエルやヒメアマガエルに近いけど、ぼってりしる分大きく感じる。山より畑や家の近くのほうが探しやすい。

・シロアゴガエル (特定外来生物)

4~5cmのやや大柄なカエル。いる場所はオキナワアオガエルによく似ている。木の上にいることが多く、ぴょんぴょん飛び跳ねることは少ない。
※育てること、生きたまま移動させることは法律で禁止されています。捕まえたら殺すか、見つけても見なかったことにして下さい。

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